「ピノキオ 〜または白雪姫の悲劇〜」ワークショップ公開

色とりどりの音楽にのせて様々なおとぎ話の主人公たちが次々と現れる亜門版ピノキオ。
90年に初演されて評判を呼んだ作品を移動型劇場版として大幅に改訂、
劇場以外の場所でも公演ができるKAATのレパートリー作品をつくります。
2013年の本公演を目指して、今年はオーディションで選ばれた俳優達と
作品づくりのためのワークショップを実施。
特設の円形劇場で、登場人物が舞台を走り回り、気がつくと観客の隣に座って話しかけている、
そんな素敵な舞台を本公演前にダイジェストで公開しました。来年の本公演もご期待ください!
演出・脚本:宮本亜門さん

オーディションに900人。
一年かけてつくるミュージカル


こんにちは。宮本亜門です。
2012年のキッズプログラム8本の公演の中で、ぼくが2本演出するうちの1本、
それが、ピノキオが主人公の、オリジナルのミュージカルです。

今年、2012年の夏にキャストを集めレッスンがスタートします。
そして本公演は、実は来年2013年の夏の予定です。
つまり1年かけてレッスンを重ねてつくりあげるミュージカルなのです。

まずは、今年の春からキャストのオーディションを始めました。
オーディションにはざっと900人が応募してくれました、嬉しかったです。
そのなかから今、10人近くにしぼって
ワークショップという形でつくっています。
そして、今年の夏、そのワークショップを少し公開してしまうことにしました。

もちろん、来年の本番の公演自体もいろいろ工夫を重ねるためです。
できれば劇場のステージで上演するだけでなく、ステージじゃないところで上演するとか、専用のテントをつくって、全国どこでもいけるキャラバンに
してしまおうかとか。
みんなをまきこんでしまうような演出もやったり、もしかしたらあなたの家のとなりで公演してるかもしれません。

来年の本公演も、そんな楽しいアイデアを試すべくがんばってます。
ピノキオの元気一杯の冒険を楽しんでくださいね。

チケット、そのほか詳細情報は、KAATのサイトへ