宮本亜門演出 パワフル・スーパー・ミュージカル「ウィズ 〜オズの魔法使い〜」

あの名作がパワフルにノックアウトするほど熱く盛り上がる「オズの魔法使い」ミュージカル版。
あなたも愛すべきドロシー、かかし、ブリキ男、弱虫ライオンたち、凄い魔女達と「銀の靴」を取り戻しに行きませんか?
演出・脚本:宮本亜門さん

オーディションそのものがぼくのライブかもしれない
ミュージカル『ウィズ』で、日本に元気とパワーを


こんにちは。宮本亜門です。
2012年のキッズプログラム8本の公演の中で、ぼくが2本つくります。
そのうちの1本がこれ。『ウィズ』つまり「オズの魔法使い」です。
この作品を今、演出し直そうと思ったのには理由があります。
それは去年(2011年)3月におこった東日本大震災。
大きな地震と津波で家がなくなったり、町全部がなくなったり、家族や知人が
帰らなくなったり、本当に大きな不幸に見舞われました。
ぼくも大変な衝撃を受け、僕ら表現者に何ができるかいろいろと考えました。
震災後、何を伝えられるのかと……

そこで決めたのが、
『ウィズ 〜オズの魔法使い〜』です!
この作品を通して、子供たちや大人たち、つまり明るい未来を作るみんなに、
希望や勇気を持って生きていってほしいと願いを込めます!

「元気がない」なんて言うのはやめましょう。
だってまだこうして生きていられるんですから、だから一瞬一瞬を大切に。
そんな、命ある喜びと幸せを、体中に感じれる作品『ウィズ』を選んだのです。

もう一本の『ピノキオ』は、ワークショップに1年かけるという
ワークショップ重視。
そしてこの『ウィズ』は「負けるもんか頑張るぞ」というオーディション重視。
『ウィズ』のオーディションは、春から博多、名古屋、大阪、韓国、東京を
まわり、何度も何度もしつこいぐらい何回も開いてきました、
いっしょに熱くステージを作る仲間を求めて。

選ばれたアンサンブルはたぶん、日本で最も強力でかっこいい
ヒップホップダンサーたちが集まりました。
もの凄いダンスや歌、心温まる物語、
AKB48からもドロシー役を選んだり、他のキャストも実力派ぞろいです。
グループ、事務所関係なく、少しでも多くの人に、
舞台の、それに生きる楽しさを知ってもらいたく、
最高の時間を過ごしてもらうべく作っています。
この熱いオーディション・ツアーをくぐりぬけたメンバーのステージが、
面白くないわけありません!
今年の9月は、この元気一杯の『ウィズ』を見に、
ぜひ神奈川芸術劇場に足を運んでくださいね。
一緒に盛り上がりましょう!

チケット、そのほか詳細情報は、KAATのサイトへ