開館時間:10:00 - 18:00(入場は閉場の30分前まで)会期中無休
入場料:一般700円/学生・65歳以上500円
高校生以下無料
障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料/10名以上の団体は100円引き
※11月14日[水]・16日[金]・24日[土]は19:00まで、17日[土]は20:00まで開場
※『セールスマンの死』『Lost Memory Theatre〈The Concert〉』『宝塚歌劇団花組 ロマンス「蘭陵王—美しすぎる武将—」』のいずれかのチケットを受付でご呈示いただくと一般入場券(700円)が100円引きでお求めいただけます。(他の割引との併用はできません。)
※「silts」のチケット提示で本展を会期中1回ご覧いただけます。
主催:KAAT神奈川芸術劇場
助成:芸術文化振興基金
協賛:
お問い合わせ:KAAT神奈川芸術劇場/TEL.045-633-6500(代表)
劇場が提案する、美術とパフォーミングアーツの新たな交差点「KAAT Exhibition」。
2018年は11/11-12/9までの1ヶ月間、映像作家・さわひらきの作品を中心にダンサー・島地保武・酒井はなの新作ダンス作品、リーディング、ラップパフォーマンスと多彩なプログラムを展開します。
現実と非現実の境界へと誘う独特の映像表現が各国から高く評価されている気鋭の映像作家さわひらき。2014年の個展以来、国内4年ぶりとなる大規模個展。さわの映像には、忘却の奥に眠っているイメージを見つけるための扉が無数用意されている。さわが紡いだイメージとのふれあいを通じて、鑑賞者は忘却の奥に潜っていた自身の記憶と一時の再会を果たすだろう。揺り動かされた記憶は、鑑賞者の身体に鮮やかに浸透し、新たな記憶として更新される。本展タイトルにある「潜像」とは、現像液に浸す前の真っ白な印画紙に潜む未だ見えないイメージを意味する。劇場というブラックボックスで展開されるいくつもの「潜像」とのふれあいは、自身の記憶との再会、人々の記憶とのつながり、新たな自分への越境を促します。
1977年石川県生まれ。2003年ロンドン大学スレード校美術学部彫刻科修士課程修了。心象風景や記憶の中の感覚といった実体のない領域を、映像・立体・平面作品などで構成されたビデオインスタレーションで表現する。ブリスベンのクイーンズランド・アートギャラリーでの第6回アジア・パシフィック・トリエンナーレと、第17回シドニービエンナーレ(2010)、成都ビエンナーレ2011、近年では2017年だけでもReborn Art Festival、札幌国際芸術祭、奥能登国際芸術祭など多くの国際展において作品を発表し、各国から高い評価を得ている。彼の個展はNational Museum of Victoria、Melbourne(2006)、フランスのブザンソン美術館(2010)、近年では資生堂ギャラリー(2012)、神奈川県民ホール(2012)、東京オペラシティアートギャラリー(2014)がある。
本展限定カタログ
テキスト:中野仁詞[神奈川芸術文化財団学芸員]「さわひらき 潜像の語り手 ──虚像と実像の間に潜んでいるもの あるいはそれが潜像なのか」
会場構成・映像:さわひらき
演出・振付:島地保武
出演:Altneu(アルトノイ)(酒井はな、島地保武)
会場:KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
開場は各開演の30分前
24日15時の回は託児サービスあり。公演1週間前までに要予約・有料。
(マザーズTEL.0120-788-222)
※車イスでご来場の方は事前にチケットかながわにお問合せください。
※未就学児の入場はご遠慮いただいております。
※本チケットで展覧会「潜像の語り手」を会期中1回ご覧いただけます。
前売り 一般:4000円
U24:2,000円(枚数限定、前売りのみ、チケットかながわのみで取扱)
当日券:4,500円(一般のみ)
さわひらきの映像作品「silts(シルツ)」から島地が着想したイメージや物語をもとに 島地保武、酒井はなのユニット・Altneu(アルトノイ)が魅せる新作ダンス作品。
本展覧会に関連して、アーティスト・さわひらきが映像・空間構成を、ダンサー・島地保武が演出・振付を手がける新作ダンス作品を上演します。ドイツのザ・フォーサイス・カンパニーに06年より約10年にわたり所属し、メインパートを踊るなど、日本人離れした伸びやかな身体性と独創的な想像力・即興力をもち日本のコンテンポラリーダンス界を牽引するダンサー「島地保武」。新国立劇場のこけら落としから主役を務め、技術・表現力のみならず品格ある舞台で観客を魅了する日本を代表するバレエダンサー「酒井はな」。島地、酒井のユニット・Altneuのパフォーマンスのために、さわが創り上げる劇場空間で、どのようなパフォーマンスが繰り広げられるのか。美術と身体表現のあらたなる挑戦に、ぜひご期待ください。
照明:鳥海咲 音響:中原楽 衣裳:池田木綿子 映像技術:山田晋平 舞台監督:鈴木康郎
広報:小島里枝子 プロデューサー:小沼知子 展覧会キュレーター:中野仁詞 技術監督:堀内真人 制作統括:横山歩 芸術監督:白井晃
10月20日(土) 一般販売
10月13日(土)KAme(かながわメンバーズ)先行販売
1978年長野県生まれ。2004〜06年Noism(新潟市)、2006〜15年ザ・フォーサイス・カンパニー(フランクフルト)に所属しメインパートを踊る。2013年に酒井はなとのユニットAltneuを結成。2014年に「NHKバレエの饗宴」にAltneuで出演。資生堂第七次椿会メンバーになりパフォーマンスに加えインスタレーション作品を展示。近年は2015年Noism2『かさねのいろめ』、2016年愛知県芸術劇場制作・環ROYと共作共演『ありか』、2017年アレッシオ・シルベストリンと共作共演『短い影』、谷桃子バレエ団『Sequenza』。アーツ前橋「アートの秘密」展にインスタレーション作品を出品。2018年Noism2『私を泣かせてください』鳥取県文化振興財団制作『夢の破片』がある。辻本知彦とのユニット「からだ」を始動し『あし』を発表。KAATでは『不思議の国のアリス』(2017-2018年)に出演。現在、フランス国立シャイヨー劇場のレジデンスプログラム(ファブリック・シャイヨー)に選ばれ滞在制作中。
http://www.shimaji.jp
5才よりバレエを始め、畑佐俊明に師事。1988年橘バレヱ学校に入学、牧阿佐美、三谷恭三に師事。93年牧阿佐美バレヱ団入団、18才で『くるみ割り人形』主役デビュー。97年開場とともに新国立劇場開場バレエ団に移り、柿落とし公演『眠れる森の美女』にて森下洋子、吉田都と競演。以降同団プリンシパルとして数々の初演を含む主演を務める。優れた表現力と高い技術に品格の備わった、日本を代表するバレエダンサーのひとり。クラシックバレエを中心にコンテンポラリーダンスやミュージカルにも出演。2013年島地保武と共にダンス・ユニット Altneu <アルトノイ>を立ち上げ。レパートリーは古典バレエからN・デュアト、M・ゲッケ、C・シュクップ等の現代作品まで幅広い。2009年芸術選奨文部科学大臣賞、15年第35回ニムラ舞踊賞、17年紫綬褒章、18年第39回橘秋子賞特別賞ほか受賞歴多数。
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