撮影:西野 正将
開館時間:11時〜18時
(入場は閉場の30分前まで)
休場:会期中無休
入場料:一般800円/学生・65歳以上500円/高校生以下無料
障がい者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料/10名以上の団体は100円引き
神奈川県民ホールギャラリ ー「大山エンリコイサム展 夜光雲」の有料チケットをお 持ちの方は 100 円引き
主催 協賛
冨安は、絵画、インスタレーション、ビデオなどによる多様なメディアを用いて、不可視なものに対する知覚を鑑賞者に疑似的に体験させる作品を制作しています。通常ならば演者が存在する劇場という場所において、「不可視なもの・確かでない存在」をテーマとする冨安が初めて挑む劇場での新作インスタレーションです。
作家により存在を取り払われた劇場は、日常と非日常、虚構と現実が交錯する無限迷宮へと変貌します。鑑賞者は、「此処」と「何処か」が絶えず交換し続ける境界面へと誘われてゆく中で、自らも気づかぬうちに、気配や予感を鋭敏に感受する受容体へと変貌してゆくことでしょう。 冨安の作品をさまよう中で体験する「曖昧なもの・不確かなもの」との遭遇は、自分と世界に対する認識を、一体どこへ運んでくれるでしょうか。
刺激的であり、不思議とどこか懐かしさをも感じさせる冨安の作品世界をご体感ください。
1983年東京都出身。2012年ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ、ファインアート科修了。2017年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻修了、博士号取得。不可視なものに対する知覚を鑑賞者に疑似的に体験させる作品を制作する。別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」(2015/大分)、中之条ビエンナーレ(2015/群馬)、などの多くの国際芸術祭において作品を発表し、高い評価を得ている。近年の主な個展として、「Making All Things Equal / The Sleepwalkers」(2019/ART FRONT GALLERY/東京)、「第12回shiseido art egg 冨安由真展: くりかえしみるゆめ Obsessed With Dreams」(2018/資生堂ギャラリー/東京)、「guest room 002 冨安由真:(不)在の部屋──隠れるものたちの気配」(2018/北九州市立美術館/福岡)など他多数。主な受賞歴として、第12回shiseido art egg入選(2018)、第21回岡本太郎現代芸術賞 特別賞受賞(2018)などがある。
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2021年1月14日(木)〜1月23日(土)の10日間は、KAAT神奈川芸術劇場及び神奈川県民ホールギャラリーで下記の展覧会が同時開催しています。是非併せてご覧ください。
KAAT神奈川芸術劇場開館10周年企画
宮永亮展「KAA10」
会期:2020年11月21日(土)〜2021年1月31日(日)
時間:12時から閉館まで
神奈川県民ホールギャラリー
「大山エンリコイサム展夜光雲」
会期:2020年12月14日(月)~2021年1月23日(土)
時間:11時~18時
休場:12月17日(木)、24日(木)、28日(月)、1月7日(木)、12月30日~1月4日(年末年始休業)
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281
TEL.045-633-6500(代表)
FAX.045-681-1691
KAAT 神奈川芸術劇場では新型コロナウイルス感染拡大予防対策を徹底し主催公演を実施します。ご来場前に必ず、劇場HPの「ご来場のお客様へのお願い」をご確認ください。
現代美術と舞台芸術の融合による新しい表現を、劇場の独特な空間で展開するKAATならではの企画です。
これまでKAATで開催された現代美術展
2019年
KAAT EXHIBITION 2019 Naked Theatre
小金沢健人展 Naked Theatre ─ 裸の劇場 ─
ウェブサイト
ドキュメント
2017年
KAAT EXHIBITION 2017 かたり(語り/騙り)の空間
詩情の森 ─ 語りかたられる空間
& オープンシアター2017
ウェブサイト
ドキュメント
2016年
塩田千春展 鍵のかかった部屋
ウェブサイト
ドキュメント
オープンシアター2016
KAAT突然ミュージアム2016
ウェブサイト
ドキュメント
青山悟 ワークショップ映像
2015年
オープンシアター2015
KAAT突然ミュージアム
ドキュメント
2014年
日常/オフレコ
ウェブサイト
ドキュメント
つむぎね《さく》
寒川晶子&テニスコーツ