KAAT EXHIBITION 2021 | 「志村信裕展|游動」 | 2021/9/9(木)~2021/10/8(金) | KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ

うつし/思い寄せる。
その瑞々しさと、ゆらめき/語りかける。
それらが交感する世界を志村の新作映像インスタレーションを通じて展覧します。

開館時間 11時〜18時
(入場は閉場の30分前まで)
休日 月曜日(祝日の場合翌火曜日)[9月13日(月)、21日(火)、27日(月)、10月4日(月)]
入場料

一般800円学生・65歳以上500円高校生以下無料

※障がい者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料
※KAATで同時期に上演中の「湊横濱荒狗挽歌」「近松心中物語」「エリア50代」の公演のチケット提示にて、本展覧会を無料でご鑑賞いただけます。(ご本人様1回限り)

主催 KAAT神奈川芸術劇場
助成 公益財団法人 花王芸術・科学財団
協賛 アクセンチュア芸術部
協力

芸術監督:長塚圭史

宣伝美術:吉岡秀典

水と光、そして月

志村信裕は古書、バケツに入った水、家具やリボンなど、日常でわれわれを取り囲む身近なものに映像を投影し、そのシーンから導かれる記憶を呼び覚ます作品を制作しています。

親しみのある日用品に宿る、音のない映像は、われわれの身体や記憶の深部に潜んでいる「もの」の共鳴による体感を生み出し、呼び覚まされた記憶が重なり合うことでどこか懐かしい情感がわき出します。「もの」と「もの」、「ひと」と「もの」、「ひと」と「ひと」が互いに触れ合うことによる「運動」が創出され、日常では動くことのない物体に命が宿る志村のインスタレーション。本展は「游動」と題し、水・光・月をモチーフとして取り入れた新作を制作、展示します。

自然や事物のあり様を捉え続けている志村の作品は、水の中の浮遊感や風にゆらめく木々の生き生きとした漂いに見ることができる「游/遊」と「動」を生み出し、日々われわれの日常の中で游動している事物とわれわれ自身との交感の様を鮮やかに写し出します。

a《Dress》2015 半透明のリボンに映像投影、サイレントPhoto: Ken Kato

b《赤い靴》2009 道路に映像投影、サイレントPhoto: Kumi Ohiwa

c《drawer garden》2012 ひきだしに映像投影、サイレントPhoto: Tetsuro Kano

d《Goldfish》2010 樹木に映像投影、サイレントPhoto: Chang-Chih Chen

《Dress》2015 半透明のリボンに映像投影、サイレントPhoto: Ken Kato

《赤い靴》2009 道路に映像投影、サイレントPhoto: Kumi Ohiwa

《drawer garden》2012 ひきだしに映像投影、サイレントPhoto: Tetsuro Kano

《Goldfish》2010 樹木に映像投影、サイレントPhoto: Chang-Chih Chen

志村信裕

志村信裕

1982年東京都生まれ。​​2007年武蔵野美術大学大学院映像コース修了。
横浜美術館での滞在制作(アーティスト・イン・ミュージアム横浜2009) をきっかけに2010年から2012年まで横浜・黄金町を拠点にし、秋吉台国際芸術村でのレジデンスをきっかけに2013年から2015年まで山口市を拠点にする。2016年から2018年まで文化庁新進芸術家海外研修制度により、フランス国立東洋言語文化大学(INALCO) の客員研究員としてパリに滞在。スニーカーやボタンなど、身近な日用品や風景を題材にした映像インスタレーション作品は美術館から屋外まで場所を問わず、自由に展開される。近年では各地でのフィールドワークを元に、ドキュメンタリーの手法を取り入れた映像作品を制作。ローカルな視点から、可視化され難い社会問題や歴史に焦点をあてるプロジェクトを手がけるなど、国内外で精力的に活動する。近年の主な展示に「生命の庭―8人の現代作家が見つけた小宇宙」(東京都庭園美術館、2020年)、「千葉の新進作家vol.1 志村信裕 残照」(千葉県立美術館、2019年)、「21st DOMANI・明日展」(国立新美術館、2019年)、「六本木クロッシング2016 僕の身体、あなたの声」(森美術館、2016年)など他多数。現在、千葉県を拠点に活動。
https://www.nshimu.com/

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『KAAT EXHIBITION』とは

現代美術と舞台芸術の融合による新しい表現を、劇場の独特な空間で展開するKAATならではの企画です。

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